最近、テレビや雑誌などで、自分自身の終活活動をすることが残された人への気配りだと言うことが良く言われています。この活動は年齢の高い高齢者に向けたものであることは間違いありません。最近の高齢者がみんな、みんなこの活動をしているのかというと疑問は残りますが、確かにとても大事なことだと痛感いたします。
両親と一緒に生活していたら、多少はその人の生活ぶりや友人関係も多少は把握が出来ます。しかし、心の中まではは理解が出来ないでしょう。まして別居をしていたら、何を考えて暮らしていたかなどと、とても想像も出来ません。
そのために、やはり高齢者のみならず、[自分に何かあった時に葬儀はこのようにしてほしい」というメモを残しておくのがベストです。例えば、「葬儀はどんな形でするのか」「友人への連絡はどうするか、誰に連絡してほしいか「費用はどうするか」などです。
自分が旅立つ前に身の回りの整理をしておくことで、自分の家族に大きな負担を強いることはないです。終活は、生前に遺産の整理をするだけではなく、今後迎えることになる自身の葬儀の計画を立てることも大事な作業の1つです。
自身が生前に納得のいく葬儀の計画を立てるには、業者のコーディネーターさんと何度も打ち合わせをすることです。まるで結婚式の打ち合わせのような感じになりますが、予算や規模に参列者に振舞うお料理や戒名など自分自身で決めておくことで、家族の負担を無くすことができます。
自分が全て計画した葬儀でしたら、自分も納得できますし、家族も余裕を持って旅立った自分との最後の時間を満喫することができます。通常でしたら、ほんの数時間で決めないといけないお通夜と葬式の計画を何カ月も時間をかけてコーディネーターさんと入念に行うので、素晴らしい内容になります。