知っておきたい基礎知識 - 葬儀ホットライン

それまで経験のないことをしようとするとき、当然やり方がわからなければできません。かといって教えてもらえる状況でないこともあります。その時には、周りの人が行っている方法をまねることがあります。意味は分からなくても、形になっていればいいでしょう。

葬儀の時に行うこととして、焼香があります。方法がわからないこともあるでしょうが、基礎的な知識としては、各宗派によって異なります。そのため、自分の宗派の方法を知っているからといってその通りに行うと間違えることがあります。

注意が必要です。基本的には、祭壇に進み、僧侶と遺族に一礼をします。遺影に向けて礼をして、焼香を行います。仏教の中でも方法が異なるとされるので、前の人の様子を見ながらそれをまねると良いかもしれません。間違っていたから問われることはありません。

気持ちが大事といえます。

明治時代ぐらいから徐々に肉食が始まりますが、それ以前はあまり肉を食べる風習はありませんでした。ただ、イノシシや鳥、シカなどの肉は食べることがあったようです。熊なども捕獲をしたときには食べることがあったかもしれません。

葬儀を終えた後、基礎的な知識として忌明けまでは肉や魚を絶つとされています。忌明けによって精進の期間が終わり、それ以降は通常の食事に戻ることができます。ただしこれは古い風習となっていて、今は別の意味を持つようになっています。

忌明けにお世話になった人をもてなす食事の意味合いが強くなっています。この時は、座席などに気を配る必要があります。喪主や遺族は末席に座ります。そしてお世話になった方の席を回って接待するようにします。お酒などを振る舞うことになるでしょう。

形式的なものなので、その場の雰囲気に合わせるようにします。